宇治茶ブランドの形成 ―茶師から茶商へ!平等院にまつわる茶史の秘密―

2018年1月13日(土)~3月29日(木)

平等院ミュージアム鳳翔館

茶文化の価値を再発見することを目的とした「お茶の京都博」の最後を締めくくるべく平等院ミュージアム鳳翔館では宇治茶ブランドの秘密にまつわる展覧会を開催いたします。
平等院の創建以来、宇治に居住して代々平等院を守護してきたと伝えられる「平等院候人(こうじん)」。宇治にお茶が伝えられるとこの候人たちは茶園経営にも力を注ぎ茶師として活躍するようになります。
江戸時代になると、徳川将軍家の庇護の元に上林(かんばやし)峯順(ほうじゅん)家と上林竹庵(ちくあん)家が幕末近くまで代官として茶師全体を総括し宇治のお茶の信用と安定化を担いますが、数度の大火や明治維新などで大打撃を受けてしまいます。しかし力をつけてきた茶葉販売を行う茶商たちと協力することによってこれらの苦難を乗り越え、現在の宇治茶ブランドの礎を完成させることができたのです。
本展では、平等院にゆかりのある茶師を取り上げるだけでなく、近代化を目指す明治新政府によって海外向けの日本茶作りが国の政策として奨励された時代に、日本茶の王道として時流に流されることなく宇治茶の品質向上をひたすら目指し、本物の宇治茶にこだわって奔走された宇治の茶師や茶商たちの事跡を探り、平等院所蔵資料だけでなく地元に伝えられた宇治茶関連資料を紐解き一堂に展観いたします。
茶業界にとって大きな転換期となった明治維新からちょうど150年目の本年、普段から当たり前のように飲んでいるお茶の魅力と宇治茶の素晴らしさをあらためて感じ取っていただけたら幸いです。

開催期間 2018年1月13日(土)~3月29日(木)
時間 午前9:00~午後5:00(鳳翔館)
場所 平等院ミュージアム鳳翔館
アクセス ◆京阪宇治線「宇治」駅下車、徒歩10分
◆JR奈良線「宇治」駅下車、徒歩10分
料金 平等院拝観料が必要
大人600円、中高生400円、小学生300円
お問合せ 平等院 0774-21-2861
関連URL http://www.byodoin.or.jp/
備考 会期中無休、展示替えあり

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